現場監督のお仕事

現場監督「業務継続」のコツとそれでも限界であれば「転職」の話し

現場監督を3年ほどしていて、忙しい状況がつづくと

ふと、このままでいいのか?いつまでこの忙しい状況が続くのか?

疑問と不安が湧きおります。

仲間や同級生で、違う職種に働く人が羨ましくなったり、

忙しい状況では、趣味や恋愛に割く時間もなくなり、気づけば疲れ果てた身体と、

休日はダラダラと過ごすばかり。

一生懸命働いているはずなのに、成長や充実を感じない

非常に虚しい気持ちになります。

そんな中で、私が20年以上続けてこられたコツをご紹介したいと思います。

難しいことは一切紹介しません。誰にでもできて効果が得られる方法は?

 

現場監督の仕事を継続していくコツ

 

小さな成功事例を積み重ねていく

日々の業務は、成功と失敗の連続です。

現場では予見のつかないトラブルの連続で失敗はつきものです。

経験豊かであれば、ある程度の前処理も出来ますが、

若手時代の現場監督は難しいと思います。

ですが、失敗の連続で若手時代はいいと思います。

経験こそ成長の一歩ですので、どんどん失敗して経験値を貯めましょう。

しかし、あまりにも失敗がつづくと気持ち的にはかなり凹んでしまいます。

そこでできる方法は、小さい成功を積み重ねることです。

仕事のことから、関係ないことまで小さな成功を積み重ねることで気持ち的には結構楽になってきます。

例えば、

・今日の業務タスクを全てクリアしたら今日は合格

・一週間いつもより1時間早く起きて成長できる読書などをする

・お客様へ喜んでもらえることを考える

・ここまでの業務ができたら映画を見に行くなど楽しみを作っておく

・今月のお引き渡しが終わったら旅行の予定を立てる

現場監督はできて当たり前、できなければ会社やお客様から叱責を受けます。

お客様へのアクションが一番効果的で自分への成功体験へも簡単に反映されます。

ポイント

・工事の進捗写真をキレイなアルバムにまとめてお渡しする

・お客様さまのこだわりポイントを特に気を使い施工を行う

 

私の最近行ってもっとも喜ばれたのは、

ドローンによる建物全体の空撮

上空から建物を見る機会はほぼありませんので、

思い出として最高のプレゼントとなります。

ちなみに購入したドローンはこちら

200g以下で航空法にも引っかからず。比較的簡単に扱えます。

相手の気持ちになってなにをすれば喜んでもらえるか?

喜んでもらえるを想像すればこちらも自然と楽しい気分になってきます。

嫌々する仕事よりは自分で計画して行う仕事は、気持ちの入り方が違いますし、成功した場合の達成感はひとしおです。

小さい成功体験や喜んでいただけることへのアクションは、

能動的な仕事への取り組み方に転換でき、辛い仕事も比較的楽しんで業務に当れます。

 

それでもダメなら転職を考える

限界を感じたら、または家族に心配されるようになったら、

そして体調面に支障が出るようになったら、はやめに転職を考えるのもひとつです。

私の場合、建設業界で20年以上仕事をしていますが、

小さな幸せや、成長できると信じてここまで仕事をしてきました。

20年以上で得られたことは

・施工系の資格

・幅広い知識

・仕事上の幅広い人脈

逆に得られなかったものは

・趣味にあてる時間

・建設系以外の知識

・人付き合い

人によって価値観は違いますが、休みも少なく残業も多い建設業界でなかったら考えると

もっと楽しく仕事ができていたのではと後悔することもあります。

しかし、軌道修正に遅いことはありません。

人生は100年時代になります。50年生きて折り返し地点です。

今、このときからの軌道修正も全然遅くはありません。

むしろそのことに気づいただけでもラッキーで、理想の自分に向かってこれから何をすべきか?

考えるだけでもかなりのプラスです。

終身雇用の時代も終わりを迎えます、個人が選択しなければならない時代です。

転職先の候補としては

・建設系同業種

・建設系公務員

・建設系役所下請け外部機関

同じ建設系であれば資格の取得も重要な要素です。

・建築施工管理技士

・土木施工管理技士

最低限でこれらの資格は転職する上で、必要で有利に働くことは間違いありません。

建設系の最難関は一級建築士ですが、それに比べれば施工系は比較的難易度は高くありませんので、頑張って取得しましょう。

独学でもなんとかクリアできますが、確実に取得したい場合は

やはり、学校に通うことをオススメします。コロナ渦でリモート授業も充実してきましたので、

自分に合った勉強方法を検討してみましょう。

 

まとめ

建設業界20年以上の経験から、この業界でなかったら違う人生が歩めただろうか?とときより想像します。

どの業界でも、仕事の辛さは変わりないとは思いますが、自分の成長や楽しく仕事をするには、

考え方や少しの工夫、成長を実感できるテクニックが必要ですね。

ダラダラと仕事をしてもいいですが、一度きりの人生です。自分の納得の行くやり方で仕事に取り組みたいですね。

では、私はこれから本日の作業進捗をお客様へご報告いたします。

みなさまお疲れ様です。

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