現場監督のお仕事

話すことが苦手でも大丈夫。現場監督のお客様との話し方

 

こんにちは、masuです。

現場監督をしていると、お客様への工程連絡、収まり確認など、

様々な場面で話すタイミングがあります。

技術系で入社して、現場監督として業務につき「営業ほどの話のスキルはいらないかなぁ」と思っていると

以外と話す機会が多くてびっくりします。

 

現場監督は営業ほど饒舌である必要はありませんが、ある程度の「話の仕方」を熟知しておくと、

工事もスムーズに進み、お客様にも安心感を与えられます。

この記事では、現場監督の「話の仕方」について解説したいと思います。

 

難しいスキルは一切ありません。

簡単な心掛けで対応できる内容のものですので、ぜひ参考にして頂ければと思います。

 

なるべく分かりやすい言葉で説明する

現場監督は、幅広い知識をもっており、なにかと専門用語を使って話しがちです。

寸法のご説明では、

「1500」⇨「1m50cm」

「カネ」⇨「直角」

「根切り」⇨「掘削作業」

当たり前に使っている建築用語ですが、建築が初めてのお客様からすると全く通じません。

できるだけ、一般的に使われている言葉に置き換えることで、理解してもらいやすくなります。

 

ゆっくりと話す

現場の工程や、収まりを説明する際に伝えようとするあまり、早口になってしまうこともありますよね。

建築にかかわらず、こちらが理解する前に立て板に水のごとく説明されても、ついていけません。

お相手の反応を伺いながら、ゆっくりと丁寧に説明することも大切です。

 

聞き役に徹する

時には、聞き役に徹することも大切です。3割説明して7割聞く、

お相手のソーシャルスタイルにもよりますが、話好きの方は結構な質問量を投げかけてくれます。

その話の腰を折らないように、聞き役に徹してポイントを決めて回答する。

こんなスタイルが好まれる場合もあります。

こちらのペースに持っていきたいところですが、ここはグッと我慢して聞き役に徹しましょう。

 

事前に話すことをまとめておく

場当たり的な説明では、重要ポイントを説明しないまま終わることもよくあります。

事前に今日のポイントをメモや手帳にまとめておき、一連の話が終わったらモレはないか見直す。

こんな方法で、見落としがちなポイントも防げますし、メモを見ながらチェックすることは、

お客様にもキッチリとした印象を与え、誠実さが伝わります。

 

私も携帯などのメモ機能を使って、話のおわりに見直すことにしてます。

話を進めているときは、一種の興奮状態になってますので冷静さを取り戻すためにも有効です。

 

話かたの「おすすめ本」

『本日は、お日柄もよく』原田マハ 著


 

難しい内容はなく、スピーチライターの成長が描かれた小説です。

冒頭の30ページくらいにスピーチの心得がまとめられていますので、

そこだけ読んでも非常に参考になります。おすすめです。

大事なプレゼンや話し方で迷ったときは、この小説の冒頭をよも返して勇気をもらっています。

 

まとめ

そもそも技術系で、話べたなので現場監督の道を選んだ方も多いとは思います。

ですが、現場監督は時に営業なみの話し方のスキルを求められる場合もあります。

経験すればそのスキルも溜まっていきますが、最初のうちは戸惑いの方が多いです。

 

お客様にうまく説明でき、建物も綺麗な仕上がりで、満足してお引き渡しができる。

そんな理想の姿に近づくためには、話し方のスキルも身につけておいた方がいいですね。

私自身もまだまだ途上ですが、読書や勉強などで試行錯誤を繰り返しています。

楽しく現場ライフを過ごすためにも日々の研鑽をしていきたいものです。

 

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