こんにちは、masuです。
2021年・1月。2度目の緊急事態宣言が発令されました。仕事をされている方は大変な気苦労をされていると思います。
建設現場もこれにもれなく働き方の見直しと、現場のあり方も随分と変化してきました。
特に人の手によって出来上がる建設現場は、全てリモート作業でできるはずもなく、人界戦術的なところもありますので、
感染を防止する対応が求められています。
1度目のコロナ対策時では現場に消毒液や注意喚起ポスターなどで対応をしてきましたが、
これがスタンダードになりつつも、段々と注意はマヒしていきますので、
今一度気を引き締めることと、次のステップで対策を検討するタイミングにあると思います。
感染拡大は今のとろろ治まる気配がありませんので、現場での工夫も求められることは必須です。
また、新築工事をしている現場から感染が発生した場合、お客様に適切な説明する必要もありますし、気になるお客様であれば説明以上の対応が求められます。
現在の工事現場で、優先的に行わなければならない事は、
【感染防止対策】 そして、 【発生した場合の対応】
こちらの2つに注力することで、お客様にも安心して工事を見てもらえます。
もし感染が発生した場合でも、適切な対応をとっていれば大きなクレームになることも回避できます。
ではどんな事を準備したら良いのか?順を追ってご説明致します。
現場運営の参考にしていただければ幸いです。
準備編
消毒液
注意喚起ポスター
検温機器の設置、検温記録の記入
1時間ごとのこまめな換気
朝礼での体調確認
感染してしまった場合の対応や連絡先の周知
消毒液はドラッグストアなどで購入できますが、設置するならばスタンド形式のものが使い勝手がいいです。
現場の入り口付近に置けば、入る際の消毒が可能です。
検温機もできればスタンドに一緒に備えつければ、入場時に一緒に確認できますので、徹底もできます。
また、入場者の記録台帳も設置することで、何かあった場合の追跡も簡単ですので、トータルでスタンドタイプの設置が良いと思います。
ポスターやチェックリストは建災防のサイトから購入できますので、ご検討いかがでしょうか?
お客様の説明と対応
建設現場の対応については、お客様も同様に不安があります。
同じ人間ですので、いつどこで罹患するかわかりませんし、その対応についても求められます。
工事に入る前の対策ご説明
どんな対策を講じるのか?もし感染者が出てしまった場合の対応
工事に取り掛かる前には、上記で説明しました対応できる内容のものを一通りご説明して、不安を解消しましょう。
着工前の説明と工事途中の管理状況も連絡すれば、なお安心していただけます。
もし、工事途中で感染者が発生した場合、もちろん現場を止める必要があります。
濃厚接触がある場合は、関連者も2週間程度の活動停止が必要ですので、保健所の指導に従い、適切な対応が必要です。
おわりに
少なくてもワクチンが出回ると思われる2月頃以降も、適切な対応をして行かなければならないと思います。
窮屈な状況がしばらく続きそうですが、今のところは我慢をして明るいその先に向かって準備していきたいですね。