こんにちは、masuです。
突然ですが、あなたは何かの依存症になっていませんか?
・スマホ依存
・アルコール依存
・買い物依存
・ギャンブル依存
・ニコチン依存
・ゲーム依存
依存の度合いもありますが、人は何かしらの依存になっているとも言われています。
依存症自体、マイナスなイメージもありますが、中毒と依存の線引きも難しく、
読書依存と言ってしまえば、読書もある種の中毒となります。
しかし、読書自体は体に有害なことはなく、有益な場合がほとんどですので、放っておいても影響はありませんが、
スマホ依存やギャンブル依存は、重症化すると人生も狂うくらいの影響がある場合もあります。
ですが、依存症は簡単に改善出来るものではなく、深層にこびりつきその快楽を味わってしまうと、
なかなか頭から排除できません。
最終的には、家族や友人に嘘をついてまで、依存行動をしてしまいます。
ですが色々な手段で、この依存症を軽減出来る方法があります。
有効と思える方法をいくつかご紹介いたします。学術的な難しい話は一切ありません。
誰でも簡単に依存から回復する方法をご紹介したいと思います。
それでも依存から抜け出せない場合は、早めに医療機関にみてもらった方が確実ですが、
そこまで重症でない場合(実はこれが一番厄介ですが)比較的簡単に回復できる方法がありますので、
なんとか依存から脱去したい!そんな方に向けての記事です。
では、ご紹介いたします。
と、その前に私の経験談をひとつご紹介。
数年前に私は、禁煙することに成功しています。
建設現場勤務の職業柄、周りにタバコを吸ってる人も多く、私も多い日には一日2箱は吸っていた
ヘビースモーカーでした。
そんなある日、体の異変に気づきます・・・
一日中、吐き気が止まらない・・・
えづくことは、タバコを吸っていた頃はよくある話でしたので気にもしていませんでしたが、
ほぼ一日中吐き気に襲われるのは、初めての経験でした。
そんなある日、その日もまたえづきを我慢していると、右足に強烈な変化が起きます。
朝起きると、右足全体が丸太のように膨れている。
これはただ毎ではないとすぐに病院へ、そしてそのまま入院。
診察の結果は・・・「血栓症」いわゆるエコノミー症候群です。
タバコによる血流の巡りの悪さと、夏場でも水分を取らず仕事をしていたので、
血中濃度が極端に上がり、血栓ができてしまったということです。
1ヶ月の入院生活で、タバコどころではなく、命に危険がありましたので、
退院後もそのまま禁煙となりました。
結果的にニコチン依存から脱却できたわけですが、もし体がそのまま健康でしたら今も吸っていることは間違い無いです。そんな経験から他の依存が発生しそうでも、意外と自分の意思を貫くことができます。
もうあんな思いはしたくないと。
依存症の最終的なギリギリラインで止まることができたので、
ポジティブな考え方をすれば「止めれて良かったかなぁ」と今では思います。
ですが、その他の軽めの依存症は、なかなか脱却できるものではありません。
経験談をもとに、意外と効果が出る方法をご紹介いたします。
心の隙間を別のもので埋める
依存症は、心のスキマがあるとそこを埋めるように、増殖していきます。
喪黒福造ばりに、ドーーン!っと入ってきます。
経験談でも話しましたが、病院や刑務所に入っていれば全てのことが規制されているので、
依存になることは、絶対的にありません。
ですが、施設から出た途端、また心と体に余分なスキマが生じるので、依存に走るのは目に見えています。
覚醒剤で何度も捕まる人のように、一度あの頃の快楽を思い出すと、歯止めが効かなくなります。
ですので、この隙間部分を埋める作業が大切になります。
・ランニング
・筋トレ
・未開拓の趣味
依存とは違うことに没頭できる趣味を見つければ、自然と体も気持ちもそちらにシフトしていき、
依存状態から離れていきます。
切り替えスイッチをインプットしておく
例えばニコチン依存の場合、脳内でタバコが吸いたいと思う欲求の時間は、
「約10秒」とされています。この10秒を乗り越えてしまえば、次の10秒、1分、1時間、半日、1日と、
徐々に時間も伸びていき、結果タバコからの欲求から遠ざかることができます。
人間の欲求は、一時的なもので意外と簡単に忘れてしまいます。
我慢は結構辛いものがありますが、1秒5秒10秒と間隔を徐々に空けていけば、
最終的には、断ち切ることも可能になります。
飽きるまで、依存状態を続ける
私がタバコ依存から抜けられた方法は、一旦飽きるまで、とことんやってみたことでです。
結果的には体調を崩しましたので、最良の方法ではありませんが、止められたことに違いはありません。
私の場合は命の危険がありましたので、おすすはできませんが、
例えば買い物依存の場合は、その物の最上級を手に入れてしまえば、あとはそれ以下になりますので、
そこまで興味がなくなります。
要は、小さな快感が続いている状態が、依存に陥る原因ですので、一度振り切れるまで経験してしまえばいれ以上の快感は得られませんので、自然と興味が薄れます。
ただ依存状態の快感は、ありとあらゆる事象に発生しますので、また別の依存にかかる可能性もあります。
心療内科に行ってみる
依存状態から抜け出すには、自分の力ではどうにもできない場合もあります。
そんな時は、心療内科に通うのも有効な手立てです。
ひと昔まえは、精神的な病で病院に行くのは、ハードルが高かったように感じます。
現在では、鬱の治療もかなり改善されますし、薬で緩和される場合もあります。
どうしても一人では解決できない場合は選択肢のひとつに入れてみてはいかがでしょうか?
おわりに
依存状態は誰にでも、そして簡単に陥ります。
時には、日常生活にも支障が出る場合もありますので、早めの気付きと治療が解決の近道です。
運よく私はタバコをやめることができましたが、次に何があるかは分かりません。
現代の代表的な病気として自分を見つめ直すのも長い人生では必要かもしれませんね。