読書

「読みたいことを、書けばいい。」読書レビュー

【読みたいことを、書けばいい。】田中泰延 著

 

楽しく文章を書けていますか?

少しでも自分の考えや人の役に立ちたいと思い、2020年5月にこのブログを立ち上げた訳ですが、、、

はい、嘘です。

副業として少しでも収入の足しにして、あわよくば脱サラして悠々自適な生活を送りたいと夢見て立ち上げました。

しかし現実は甘くありません。

当然ですよね。本業で疲れた心身でさらに帰宅後作業をするのは無理があります。とても専業ブロガーには敵いません。

アフィリエイトを貼ったり(収益なし)、アドセンスを落ち続けてみたり(もう無理)、デザインも中途半端(ウィジェット何それ)、できれば毎日更新したいが(眠いし)、そんなのは到底むり。眠いし。

なんの為に?誰のために?楽しいの?実益になってるの?続けられるの?

色々な本を買いあさり「WEBライティング」や「SEO」や「マーケティング」読んでそれなりに体裁を整えたつもりですが、なんかしっくりこない。わずか2ヶ月ですがモヤモヤした中でこの文章も書いています。

そんななか出会った本が「読みたいことを、書けばいい。」でした。

渡辺謙の話で爆笑し、宇多田ヒカルの話で納得し、エントリーシートの話で再認識させられ、時より入るエピソードはさくらももこのエッセイを読んでいるかのようでフフッwとなってしまいます。

文章術の本ではないと公言されてますが、内容はすごくわかりやすく、そして面白い。

私もこんな人を目指したいと思わせる一冊です。

著者の田中泰延さんは早稲田卒で元電通の社員、そして今はフリーライターや講師業をされております。

構成や形式も大事ですが、まずは自分が面白いこと思うこと、熱量を持って相手に伝えること、渾身かつ愛を持って執筆すること。こんなことを感じました。

くじけそうになったとき読み返すことになると思います。それくらい愛すべき本になりました。

 

 

オチも秀逸。

 

読みたいことを、書けばいい。

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