こんにちは、masuです。
今回は現場監督の日常あるあるをカルタ形式でまとめてみました。
少しでも共感して頂いたり、クスッと笑って頂ければ幸いでございます。
悲哀や愚痴がちょっと多めなのはご容赦です。
では早速行ってみましょう!!
あ:雨の日は憂鬱すぎる外仕事
とにかく雨・雪の現場は憂鬱に尽きます。雨?現場行きたくねー
い:インセンティブ、現場監督には権利なし
営業マンは頑張れば頑張っただけボーナスが上がるが、現場監督は定量金額で基本的には何もなし、辛ければ辛いほど、心もすさみます。
う:うたた寝のつもりが1時間経過
ハッ!パーキングで10分だけ仮眠のつもりが1時間経過・・・まぁいいか。
え:遠方地、現場に行くだけで2時間弱
渋滞渋滞渋滞渋滞あーーーもう無理!
お:折ってやろうか携帯電話
一日30件以上の電話とメールがくる仕事は、仕事ですか?
か:仮設トイレ、夏場は匂いがものすごい
できれば使いたくない夏場の仮設トイレ。はい地獄です。もちろん綺麗にして出ますよ
き:喫煙率がいまだに多い建築現場
敷地内はもちろん禁煙。最低でも車内で吸ってね
く:クレームを全く動じず、淡々と処理
近隣クレーム?あっそう、謝ってくるわ。5年目くらいから感情無しで対応可能です。
け:健康診断、もれなく何かが引っ掛かる
メタボ・高血圧・尿酸値 生活習慣病のオンパレード。体が資本の現場マンは気をつけましょう
こ:子供と奥さん味方につければ、何とかなる
子供と奥さんに気に入られれば、あとは何とかなる!失敗すればうまくいくものを行かなくなる。
紙一重のご機嫌取りです。
さ:最近の新入社員は、高学歴
今自分が入社しようと思ったらとっても無理ですね。
それくらい優秀な学校を卒業して入社してきます。
まぁ現場でやることは、泥臭い仕事ばかりなんですけどねw
し:上司の言うことは、絶対的な恐慌政治
昔ながらの叩き上げできた上司は、理論よりもガッツです。
そのガッツで結構何とかなるものなんですよね。恐るべしマンパワー
す:「すみません」感情入れずに「すみません」
新入社員の頃はクレームやミスでも戦々恐々としてましたが、
慣れとは恐ろしいもので、ちょっとやそっとじゃ動じなくなります。
はい、悪い傾向です。
せ:セコカンをとってやっと一人前
現場監督の最初の難関「一級建築施工管理技士」でも大丈夫。
建築士ほどの難関ではないので、腹をくくって取っちゃえ資格!
そ:そーいえば、完全休日はいつ以来だ?
お客様は基本的に土日休み、私も基本土日休み、わかりますね。
私はいつ休めば良いの??
た:大切な人に言われる、大丈夫?
あまりの激務に家族や大切な人に心配されることもしばしば、
「仕事なんて別のところでもできるんだよ」と。
心配かけてすみません、もう少し頑張ってみます。
ち:ちょうどいい性格が逆に仇
無理なことでも断る勇気は大切です。変に良い人は何でも依頼され自分の首を絞めることに・・・
つ:繋がりが、いつかは助ける自分の現場
人との繋がりが重要な建設現場、困った時に駆けつけてくる業者さんは救いの神です。
大切にしなきゃ。
て:テレワーク?ほんとにできるの?テレワーク?
出来ませんと言うのは簡単ですが、やっぱりどう考えても難しい、
テレワークで家が建ったらどんなに楽か。
と:遠くまで、現場移動ががほぼ勤務時間
遠方地の現場を割り当てられと、片道100kmの現場も珍しくありません。
その間の電話対応など溜まる一方です。それと腰が間違いなく壊れます。
な:なんで俺、50万も立て替えてるの?
急な出張者の業者さんを向かい入れる場合、ひとまずホテル代を立て替える場合もあります。
いきなり50万立替なんて場合も・・なんだこの仕事
に:逃げろ!逃げろ!逃げろ!逃げろ!
逆シンジ君です。本当にキツい場合は逃げるが吉です。あなたの人生を無駄にする必要は1ミリもありません。
いち従業員で、どうしようもないことは上司や会社にさっさと相談しましょう。
自分で抱えるの、ダメ、ゼッタイ。
ぬ:濡れる図面に書けないメモ
寸法チェックなどを外仕事でする場合、雨は大敵です。傘さしても雨具で覆っても基本的に濡れます。
メモなんて出来るわけありません、電子機器も水滴で反応なし、あぁタイムロス。
ね:眠いです。いつでもどこでも眠いです。
早朝に現場に出かけることもよくあります。前日も深い時間まで残業したのに。
そんな日は日中は虚ろ状態、少しでも仮眠できれば頭もスッキリします。
の:ノーと言えない短工期
いち担当者が見て、どう考えても短い工期があります。見た瞬間に「無理だろ」と分かります。
ですが、売り上げやお客様都合で「どうしてもこの日までに引き渡して下さい」
営業「なんといたします」 現場「はぁ( *`ω´)」
は:ハーネスは着るまでがひと仕事
腰に巻く安全帯から、体全体に取り付けるハーネス型の安全器具に変わりつつあります。
これが、取り付けが面倒くさい!面倒だからそのまま車に乗るとバックルがあちこち当たって痛いのなんの
ひ:火に油、クレーム対応で口ごたえ
「すみませんだけでなく、何とか言ったらどうなんだ!」
「では、今回の件に関しては私どもの非はございません」
「なにーー!口答えすんな!!警察呼ぶぞ」
「どうぞ、ここでお待ちしてれば良いですか?」
基本的にクレームはお相手の要望に出来るだけ答えますが、どうしても理不尽な場合は、
叛逆にでます。こちらはロジック的に完璧ですので、何も怖いことはありません。
(追い詰められいるのは貴方の方ですよ、フフフ)
ふ:太るのは運動してないせいなのか?
入社して10キロ増の人も結構います。生活リズムが狂ってしまったり、ストレス開放からドカ食いしてみたり。
こんなの繰り返していると間違いなく寿命が縮まりますね、時間を作ってなるべくジムに行くようにしてます。
へ:勉強をしていつかは転職、野望もつ
激務と言われる現場監督は、定年までこんなことが続くと考えると恐ろしくなります。
自分のありたい姿に向けて、密かに勉強している人も結構います。
ひとつに囚われるよりは良いことですよね。
ほ:補助金使うのはいいけど、工期度外し
国に政策で保持金事業も結構ありますが、これが結構厄介なもので。
完成工期も締め切りがあるので、お引き渡しはソコに合わせるハメに・・
現場はあくまで二の次、もう!!
ま:まだ来ない、配送トラックはいずこに
配送トラックどこいった?時間になっても来ないんですけど!
えっ?渋滞にハマってる?いやいや遅れる段階でTELしてきてよ
み:見ましたか?メールで急ぎの要件送ってます
見ませんよ!急ぎの用事は電話して下さい。クレームだったら尚更ですよね。
この辺が事務所作業と現場作業の温度差が顕著に現れる場面です。
む:無駄会議、何か決定事項ありました?
ダラダラ会議が一番嫌いです。とにかく時間がもったいない。意識のない人は平気でその場で議題を投げかける
そして答えの出ない議論が延々続く、いやいや、それは答え出ないから今考えなくても良いでしょう。
め:メリクリでサンタと一緒に強風来襲
クリスマス、正月、GW、お盆休み、台風などの自然現象に休みはありません。
「カーポートの屋根が吹き飛びました」
「はい、今から行きます(クリスマスの予定が・・)」
も:もうすぐ休みだと思っても、飛び込む休日出勤
最長で2ヶ月休みが取れなかった時もあります。もはや自営業並みの休みのなさ・・
労基に入られたら一発アウトですね
や:やめ時が、分からずズルズル10年間
もうやめようかなと思って、10年以上の勤続年数を超える人も結構います。
はい、みんな死んだ目をしてます。
ゆ:ゆーのは簡単、作るの激ムズ
どう考えてもこの階段、空中に浮いてるよね。重力がここだけ無いの?
細かくない設計者に当たると悲惨なものです。一歩工事を進むだけでほぼ躓く
よ:酔っ払い、電話してくる職人うざい
仕事が終わり、明日の段取り確認で酔っ払って電話してくる職人も結構います。
呂律が回らず、翌日半分くらいか覚えていない。迷惑この上ない
ら:ラーメンが主食の監督多すぎ
ラーメン大好き監督さん、あまり食べすぎると・・死にますよ。
り:リタイアする同期が多すぎ
あんなにいた同期なのに、今は数名しかいないとは、みんな元気でやっているか?
る:ルールはあるが、ルーズな現場
鬼の居ぬ間にと言いますか、見ていなかったら結構ひどいことをする職人さんもいます。
今まで一番びっくりしたのが、昼休憩中に現場内で「酒盛り」
私「今すぐ帰れ」
れ:連絡しすぎて、自分が何をしているか分からなくなる
完工が5〜6棟重なると、毎日何をしているのか分からなくなってきます。
電話もメールも休まるヒマがありません。
ろ:労働とはなんだと思う、5年目の夏
働くって何だろう、幸せって何だろう、悩みに悩む5年目くらい、
公務員試験にも挑戦できる限界のお年頃。旅立つ後輩をすごい見てきました。
わ:ワタシノナマエはグエン・タット・トゥエットです
外国人実習生も増えてきましたね、足場屋さんや基礎工事なんかでは頻繁に見かけます。
ゆくゆくは大工さんも外国人が占める割合も増えそうですね。
を:をっ!そんなことが起こるのか!?
最近起こったあり得ないことは、現場の仮設トイレが自然に倒れていたことですかね。
ちゃんと杭で固定したいたのに・・警察呼びましたよ
ん:ん?何でも屋かな私の仕事
携帯の電波が入りにくいんですけど何とかなりませんか?
私「知らん」キャリアに電話して下さい。
まとめ
如何だったでしょうか?現場監督の悲哀を少しでも感じて頂ければと思います。
まとめているうちに、グチばかりが目立ってきました・・反省です。
でも建設現場は常に刺激があり、自分の成長も感じることができる良い職場だと思います。
なのでここまで続けて来れたというか、もう少しやっても良いのかなと思う毎日です。
次回はもっと内容を深堀してより実務的なものもご紹介したいと思います。
ではこの辺で。