現場監督のお仕事 読書

現場監督のお仕事「現場監督を続けられる秘訣」ストレス・お金 編

現場監督をしていると、日頃からかなりのストレスが降りかかります。時に理不尽で、時にどうしようもなくて。

私が20年以上、現場監督を続けてこられた理由をと心のありかたをまとめてみました。

決してマイナスな話ではありません。また現場監監督以外でも仕事をする上での心構えを自分なりに整理しました。悩んでいる方に少しでも解決になればと思います。

現在の状況と最後に「おすすめの本」も合わせてご紹介したいと思います。

現状の現場監督事情 休日の今

本日は久しぶりの休みでありまして、朝からののんびりと過ごそうと思っていましたが、そうは行きません。

すでに仕事電話は10本以上、メールも10件を軽く超えてます。

相手は自分の悩みを少しでも解消したいので、困った場合にこちらが休みだとわかっていても都合を考えずTELしてきます。

「ここの収まりを教えてくれ」

「お客様から修理の依頼が入った」

「現場の進捗はどうだ」

これが仕事とプライベートを切り離せない要因の一つです。

いくらITが進んでいても浸透には相当な時間がかかる建築現場では、今でも直電が横行してます。

最初の頃は、このTELが苦痛でたまりませんでした。こちらの都合は全くムシなわけです。

せめてメールで連絡しろと。休日に心身の回復に当てたいのに、徐々に削られていく感覚は、この仕事をしていても私は消費されて終わるだけだろうと

しかしTELは止まりません。次々と鳴り対応しないと後で津波に様に襲いかかります。

いつまで経っても変わらない現状に、私自身のマインドを変えた方がよっぽど健康的だと気づきます。

「俺を必要としている人がいる、解決してやるぜ愚民ども!」

「ハッ?!小さな悩みすぎて欠伸が出るぜ!明日解決してやるから待ってろ!」

こんな心意気で多少のストレスは全く感じなくなりました。

逆にこちらからTELして、進捗通りに行っているかプレッシャーまでかける感じです。

小さな全能感と軽いS心とアベンジャーズの様なヒーロー感覚を体験できると転換して淡々をこなします。

「ここは解決だな!じゃあ困った時はまた俺を呼び出してくれ!」

すると今日はTELが少ないな、平和でヨシ!を最大限実感できます。

現場監督の給料事情とやるべき自己投資

現場監督を20年以上を続けていれば、それなりに給与も上がっていきます。

大手会社の従業員であれば、一般平均所得よりも上の位置にあることも多いとおもます。

私自身も現在は、平均よりも少し上の給料を頂いています。

しかしそれがモチベーションイコールかと言うとそんなことはありません。

人の「幸せ価値観」はそれぞれですし、相対でみても意味はあまりありません。

ただし現状で満足しているかと言われれば全くそんなことはありません。

フリーランスで成功している方を見ると、うらやましく感じることもしばしばです。現状の仕事をやりつつ、色々なことに挑戦することで視野が広がりますし、自分のやりたいことで生計を立てられれば、あっさりそちらに移ることも考えられます。

おそらく、私の支店で副業やビジネスや投資を考えている人はかなり少数だと思います。

会社が立ち行かなくなった場合にやっと「どうしよう!」な人がほとんどな気がします。

このブログもそうですが、様々な事象にチャレンジして、例えそれが収益に繋がらなくても、変えがたい知識・経験が身につきます。チャレンジは決して無駄にならず、どこへでもジャンプできるための屈伸状態を作って置くことが大切です。

会社員「9-5時の会社生活から脱出したい」

フリーランス「毎月給料がどれほどありがたかったか」

どちらも無い物ねだりで、結局は自分の信念・情熱がどこまで注げるかが勝負だと思います。

現場監督をやめない理由

現状会社員をやめない理由として、つらい業務ですが「成長」「楽」だからです。

公務員も昔は安定したものとされていましたが、今ま全くそんなことはありません。

AIにとって変わる銀行や営業もこれからもどんどんリストラがあるでしょう

「成長」は少しでも自身の成長がなければ、いくら高い給料でもおそらくやめるでしょう。

現場監督には幅広い知識が問われます。そして日々戦争状態です。今日の状況によって明日の戦略は全く違うものになります。そこで試される胆力・現場捌きは非常に刺激的ですし、うまくハマった時の達成感は相当なものです。

「楽」では現場運営は裁量は個人に任せられる場合もあるので、ある程度自分が楽なやり方を進めることができます、あくまで会社員ですがフリーランスに近い感覚があります。

また私の場合、いざフリーランスでいこうと決めても自堕落な性格が邪魔をするのが目に見えてます。

規則正しい生活を維持するのにも、会社員であればほぼ強制的に時間がきまるので、自分のリズムを会社に作ってもらってる感覚にしています。最大限に生産性を上げてその分自分の時間を確保する、会社にとっても業績が上がりますし、自己投資もできますのでwinwinです。会社を逆に利用してやれくらいの意気込みでOKです。

現在の「ストレス」と「やりがい」のバロメータは「4」:「6」くらいでしょうか

これがストレスに振り切る様であれば転職も視野に入れた方がいいかもですね。

自分の心メーターも時々自問してみると現状を冷静に判断できると思います。

我がを通す

私の場合、会社の飲み会には一切参加しません。

ちょっと引かれるかもですが送別会も参加しません。

退職者には直接ねぎらいの言葉をかけた方が、よっぽど伝わると考えているからです。

飲み会の2~3時間あれば自分の時間にあてた方が有意義と個人的には思います。

飲みの席でコミニュケーションを深くなんて考えもありますが、そんなことは日常で可能です。

・読書 ・映画 ・音楽 ・漫画 ・セミナー ・観劇

自分の啓蒙を深めるには、時間が必要です。

もし会社で飲み会のお誘いがあれば「誘ってくれて、ありがとうございます。ですが今回は欠席させて頂きます」

丁重にお断りすれば大丈夫です。他者の視線は気にするだけ損です。

おすすめ本

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 兄貴的な語り口から人生の指標をズバズバ指南してくれます。

きっと心が軽くなり勇気があふれてくる。忘れない様に付箋を貼りながら読むのがクセなのですが、読み終わった後付箋だらけでした。辛くなったら読み返します。筋トレ行きます!

まとめ

日々の急速な変化にたいして、現代はストレスフルな毎日と言っていいと思います。

ただし自分の信念を持っていれば、多少の困難にも山の如く微動だせずに対応もできるはずです。うるさいハエが飛んでるくらいの感覚になれば敵なしですね、

私自身も研鑽の毎日ですが新しい刺激を取り入れて健康的な日々を送りたいです。

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