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「アップグレード」amazon prime 感想レビュー

一部ネタバレ含みます。未見の方はご注意。

あらすじ

近未来。グレイ・トレイス(ローガン・マーシャル=グリーン)は妻のアシャ(メラニー・バレイヨ)と仲睦まじい日々を送っていた。しかしある日、謎の組織に襲われ、最愛の妻を失い、自身も全身麻痺の重症を負ってしまう。失意の中、巨大企業の科学者がある提案をされる。彼の目的は、実験段階にある「STEM」と呼ばれる最新のAIチップを人体に埋めることだった。手術の結果、グレイは再び体を動かすことができるようになる。そればかりか、「STEM」に身をゆだねると人間離れした動きができるようになり、人間を超越した身体能力を手に入れてしまう。さらに、「STEM」は頭の中の相棒としてグレイと対話するようになる。身体能力を<アップグレード>されたグレイは手に入れたこの力を駆使して「STEM」と共に妻を殺害した組織に復讐を誓うのだがー。

オススメ度★★★★☆ 気軽に見れて爽快感が最高

感想:マーベルに代表される王道のストーリー、日常→困難→転機→成長→逆襲→完結

ざっくりこんな感じでしょうか?アイアンマン・ブラックパンサー・スパイダーマンどれでも当てはまりすが逆境からの逆転は単純に胸熱です。そして、誰が見てもマトリックを思い出すでしょう。劇中にもモロなぞらえて話が出てきます。仮想現実も物語の伏線にしっかりなっています。

冒頭シークエンス

不随となった主人公が失意のどん底から、怪しい技術により体を動かせる場面、ただそこにはSiriよろしくAIプログラムも組み込まれてます。その名は「STEM」。頭の中に語りかけてくる「STEM」は非常にスマートな声質で、古いドラマ「ナイトライダー」を思い出しました。

最初のアクションシークエンス

ピンチの時に「STEM」の制御により、超人的なアクションを展開します。ここでテンション↑↑紙一重で的確に致命傷を刺す動きに興奮が加速します。特に「STEM」支配下にあるときの体が胸から動き出す演出は、操られ感が出ていて面白いですね。

適役の登場

痩せ型の冷徹な印象が恐ろしさを増幅させます。ここもマトリックスのスミス感満載です。個人的には、息のナノマシンと腕に埋め込まれた銃は、少しやりすぎ感はあるものの適役の迫力としては大丈夫なレベルです。

そして真の敵は・・・

なぜ襲われたのか?物語は集結へ

物語の謎が徐々に判明していきます。ストーリーも破綻せず、それほど突飛な感じもないので納得レベルです。そして全ては○○の策略にあるものでした。

結末

主人公グレイ仮想現実の世界に、そして現実では○○の支配下に。ハッピーエンドではありませんがうまく完結できています。続編は難しい作りですね。

お気に入りポイント

・「STEM! Help!!」 「、、thank you」相棒感が最高

・主人公グレイが「STEM」制御下にあるときの胸から動き出す微妙な動き

・時より見せるゲーム・バイオハザード的な直進・直角の動き

・とゆうか制御下にあるときの動き全部

・「STEM」の無機質なナビ音声、または壊れ音声

まとめ

休日に気軽に見れて満足感も結構ありますので、非常にオススメです。

主人公とSTEMのバディで解決する場面はニヤニヤがこみ上げます。

最初のアクションシーンを3度見返したくらいハマりました。

 

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