ブラック職種として名高い現場監督ですが、はたして本当なのか?業界で20年以上従事する私の体験談をまとめてみます。
これから建設現場に就職を考えている方に少しでも参考になればと思います。
・建設現場の総合管理(安全 原価 進捗など)
・顧客管理
・総合的な事務仕事
おおまかに3つ挙げましたが、これ以外にも内容は多岐にわたります。
1日のルーティン
AM:現場で職人さんと打ち合わせ、現場確認。仕掛かり現場数に応じて現場周り
お昼:(現場移動があれば、車中食もしばしば)
PM:現場確認がメイン、お客様と打ち合わせがあれば対応もあり
18:00 現場から帰社、明日それ以降の段取り手配
20:00 退社
繁忙期は1日の中で、TEL30件以上、メール30件ほどをこなします。
休日
・基本は週二日ですが、お客様が土日休みの場合は、これに合わせるため休日出勤も多いです。
賃金体系、残業時間
・賃金体系は営業職でないので、マージンはなく会社規則に準じます。
・残業時間は平均30時間、繁忙期は60時間ほど
・昇給は基本会社規定に基づき、景気に大きく左右されます。
労働内容に応じた給与かというと、大手ゼネコン以外は全体的には低い印象です。
やりがい
・物件お引き渡しの際、お客様からの感謝の言葉
・建設にとどまらず、幅広い知識が身につく
・事務仕事もかなりあるので、ITスキルも自然と身に付く
どの業界でもそうですが新卒入社では、覚えることも多くやりがいも感じやすいですが、5年目頃から人生への疑問が沸き始めます。
特に自分時間がほぼ無くなるので、ストレス解消の時間作りが極めて重要です。
また顧客⇄会社⇄営業とやりとりも半端ないのでメンタル的にやられるのも3年目くらいで経験します。ここで脱落もかなり多いです。
まとめ
基本的にはおすすめしません、テレワークでできるような業界でもありません。
ただし、一度この業界を経験をするとあらゆる耐性・コミュ能力が嫌でも身につくので、転職した先でも確実にやっていけます。
決して楽な業界ではありませんが、頑張ればそれなりの経験が身につき、良い経験ができると思います。
ぜひご参考ください。